愛について
私のところへ赤ちゃんがやって来てから、早10ヶ月が過ぎました。
そのおかげで、新しい目線から世界を眺められるようになり、私としてはまさに第二の人生!という時間を送らせてもらっていて、本当にありがたく楽しく充実の日々です。
私は動物とはご縁が多く、今まで育てさせてもらったのですが、赤ちゃんや子供とは、これまでご縁が無くて、この小さな生物と、どうやって接したら良いか、最初は全くわかりませんでした笑
観察から始まり一緒の時間を過ごし信頼関係を築いて今に至るわけですが、この100%依存型生物「赤ちゃん」が育つまでには、必ず愛が必要で、愛がなければ育たない事も知りました。
愛というと広義になってしまいますが、人の手という言い方をすれば、わかりやすいかもしれません。
赤ちゃんは、最初は、寝返りすらできないし、ただ泣くだけなので、誰かがミルクを与え、オムツを変えて、暑い寒い等の気配りなどお世話をしてくれなければ生き延びる事はできません。
愛をもらわずに育ったなんて事は、事実上有り得ないのだという事を身をもって知りました。
母乳でもミルクでも、生まれてから何ヶ月も、2.3時間おきにあげる必要があり母親はずっと寝不足でお世話をします。
母乳なら母乳で乳首が切れたり乳腺炎などトラブルに耐えます。
ミルクならミルクで、温度管理、外出時にたくさんの荷物ととにかく費用も手間もかかります。
そんなこんなを超えて、赤ちゃんは母親やその他色々な人の「愛と言う名の手」を借りて育っていくのだなぁと、その事実に対し身をもってわかった時、
大人として今、生きているという事は、愛をもらってこうして育つ事ができたんだ。と悟りました。
人間は自分が経験しないと、気がつけない事も多いのですが、間違い無く、どんな形であれ愛をもらわないで育ちようがないのです。
それを腹の底から理解できると、この世界は愛の循環なのだなぁと!孤独を感じている愛欠乏症のような、あの人にも教えてあげたいなと感じるのです^ ^
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