人生はそれぞれの主観で展開する
私がマレーシアのジョホールバルという地に来たばかりの頃、早朝にレジデンスの付近を散歩していたら、前方から来た大きなバン型の高級車を運転している女性が窓を開けて声をかけてきました。
最初は道を聞かれるのかも?
私は昨日来たばかりだから、「この辺りの事は全く知らないのになー」と思っていたのですが…
女性から言われた言葉は、
この辺に来たばかりなの?
赤ちゃんと2人きりなの?
歩いていると危ないから送ってあげる!乗って!
というものでした。
そこで乗る私も、面白いのかもしれないのですが、その女性が親切心で、思いやりをもってそのように言ってくれてる感じが伝わりましたので、ありがたく甘えさせていただきました。
そして車の中で、携帯はぶら下げてたら危険!バックはハンドバックじゃなくて斜めがけできるものにしたほうが良いなどレクチャーをしてもらいました笑
私には何も前情報が無かった為、「この辺りは危険なのかな?」というイメージと、確かにレジデンスのセキュリティが厳しすぎて出るのも入るのも大変なので、「面倒だなぁ」と思ってはいたのですが、「この辺りが危険だからかも?」という気持ちが助長されました。
そして、女性に言われたのは、この辺りはインディアン系が多い、中国系は少ないからとの事。
この女性も中国系なので、中国系(富裕層)が安心と思って忠告してくれてるのだなぁと私はなんとなく理解しました。
私は中国系の方も大好きなのですが、インディアンはもっと大好きなので、インドに行き慣れてる私からすると、「インディアンが多い=危険」というこの方の思想とは逆で、「インディアンが多い=安心」なんです笑
これを考えた時、人生は本当にそれぞれの主観で物事を観ているのだなぁと感じました。
そして、面白かったのが私自身も、この女性の忠告から、「この辺りは危険ゾーンなのかな?」など考えてしまって、少し怖くなったんです。
しかし、ここで自分の目で確かめて経験しない事には、現実を歪めてしまいます。
という事で、夜に出歩いてみました。笑
そうすると、ファミリーでご飯を食べている方も多く、そんなに危険な感じはありません。
自ら危険にさらされるのは好ましくないのですが、やはり、恐怖心は現実を歪めてしまうので、いつでもニュートラルな心をもっていたいなぁと感じ、これも学びになりました。
それを理解した上で、よりニュートラルに眺めて自分らしい選択をしたいです。^ ^