※この内容はJapaneseYOGA夏未が配信するラジオ番組voicy「心を楽にすると体が柔らかくなる話」にて2021年2月19日に放送された内容をブログとしてまとめたものです。
体調を崩すとわかっていてあえて食べたがってしまうのはなぜ?
JapaneseYOGAの夏未です。今日はリスナーさんからのご質問に答えてみました。
【ご質問内容】
子どもに不健康な兆候があります。
運動もあまりせず、代謝が悪いことが見ていてわかります。
便秘気味でトイレにこもってしまったり、体に良くない食べ物はなるべく食べさせないようにしているのですが、あまり厳しくしてしまうと、隠れて食べたりするのではないかと心配です。
なのである程度は許容しています。
一番気になるのは、食べると体調が悪くなることがわかっているような食べ物をあえて食べてしまうんです。
お腹を壊したことがあるのに、またそれを食べようとするんです。
どうしたら子どもが自分の意思で健康になろうと努力するようになるんでしょうか??
この問題ってお子さんだけじゃなくて、自分のまわりの大事な人が「そんなことをしたら良くないほうに行くのに、なぜするんだろう?」「それはやらないほうがいいのに」って思うことってありますよね。
私からしたら結果がわかっているのに、どうしてか、本人はやめてくれない。
- タバコがやめられない
- お酒がやめられない
でもやめることを強制したり、こちらからコントロールしようとすると余計にやめないんですよね。
皆さんもそういう経験ありませんか??
人間は精神的・内面的に満たされていないときは不健康なものを好む傾向がある?
人間って精神的・内面的に満たされていないときは、不健康なものを好む傾向があるように思えます。
そういうときは、外側の要因で内側を満たそうとしてしまう傾向があるんです。
それは食べ物に限ったことでありません。
モノを手に入れようとしたり、人からの賞賛を求めてしまったり…
自分の内面が満たされていなければ、いないほど求めてしまうわけです。
食べ物によって一種の快楽のようなものを得ていて、甘いものや脂っこいジャンクフードというものが割と快楽というものが生まれやすいので、体調が悪くなると思っても食べてしまうという傾向かなと思います。
でも、「それは不健康だからダメ!」などと言って、良くないほうにばかり意識を向けて「ダメ、ダメ」と言ったり、心配しすぎるようなことになると、意識のフォーカスがネガティブなほうに向くので余計に気になるようになってしまいます。
ですから、どちらというとポジティブなほうに意識をフォーカスしていきたいですよね。
自分で気がついて、自分で腑に落ちる(納得する)と行動って変わっていくと思うんです。
例えば、親が「近くでできることは何かな?」って思ったときにまずはご両親が楽しく健康的なものを選んであげて、それをシェアする…みたいな感覚がいいんじゃないかなと思います。
- 自然なお野菜
- 旬の果物
こういうものを食べたら「ホントに元気になるな~」っていう感覚をまずはあなたがストレートに表現してあげるのが良いのではないかと思います。
相手を変えようとするのではなく、まずは自分からそのエネルギー感を出すっていうことが大切なことなんじゃないかと思います(^^)
運動をあまりしないとのことですが、運動をすることで気持ちが前向きになるなど、ポジティブな効果があります。
ですから、楽しくできるような遊びが親子でできたら本当は一番良いのでないかなぁと思いました。
お子さんを信じて、自分で改善していくことをサポートできる姿勢でありたいかなぁなんて思います。
ラジオでは話していない裏話
私も若い時はイライラすると食に走るタイプだったんです(^^)
喧嘩をしたり、嫌なことを言われたりすると、とにかく食べるんですね。
一人黙々とすごい量を食べていました(笑)
それこそ、甘いお菓子なんかは自分でもびっくりするくらいの量を食べていたと思います。
大福とか食べてました
それでストレスのようなものを発散していたのだと思います。
なので、食に快楽を求めるというか、何かあったときに食に走ってしまう人の気持ちってすっごく理解できるんです。
今はヨガと出会って、精神的なこともたくさん学んだので嫌なことがあっても、ひと呼吸して落ち着きを取り戻すことができるようになりましたが、私だって最初からこうだったわけじゃありませんからね。
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